本記事の構成(=もくじ)
営業の「やり方」を良くするコツは、公式にあてはめること
営業マンの業績は、「やり方」と「やる気」の掛け算となります。
「やる気」を高める方法は、別の記事で詳細を記しますが、ここでは「やり方」の高め方について考えていきたいと思います。
ただ、営業の「やり方」と言っても、数えきれないほどのテーマがあります。
営業トークをブラッシュアップする、というのも一つですし、アプローチブックを改善したり、外部の営業研修に参加させて新しい「やり方」を取り入れるというのも一つの方法です。
また、営業マンそのものを改善するだけでなく、会社として、見込み客づくりをしたり、WEBマーケティングやダイレクトメールの改善、さらに、思い切って飛び込み営業に戻してみるなど色々とあります。
それを1言でいえば、「やる気」以外のものは、すべて「やり方」に属します。
ここで、よく知られている「商売の公式」を再確認します。
売上 = 数量 × 単価 × 回数
これに当てはめて、「数量を上げるやり方」、「単価を上げるやり方」、「回数を増やすやり方」を見直してみましょう。
例えば、「受注件数を増やす」というテーマであれば、マーケティングとか営業トークなどのブラッシュアップが必要です。
続いて、「単価を上げるやり方」とは何でしょうか。
ブランディングもその一つでしょうし、もっと単純に、年間まとめ払いなど、支払い方法を作ってみたり、アップセル商品を作るのもその一つかもしれません。
さらに、「回数を増やすやり方」であれば、継続して利用してもらう為の施策。
たとえば、ロイヤルユーザーにお歳暮を贈るとか、顧客との接触回数を増やすというのも、それに当たるかもしれません。
それらが組み合わさって、結果的に営業力強化になっているという事があります。
とにかく、商売原則に戻って、数量×単価×回数のそれぞれに施策を打っていく発想は重要かもしれません。
施策は思いついた順ではなく効果の高い順に取り組む
いったい自分は何をやろうとしているのか理解しながらやる、これが大事です。
でなければ、ほとんどの場合、その時に思いついた事をやってしまっている。
自分がどの部分の強化をしようとしているのか理解し、集中させないと、力が分散して非効率的です。
当たり前の話ですが、10の効果が期待できる施策と、2の効果しか期待できない施策があったとしたら、もちろん10からやるべきです。
しかしながら、実際には、意外にも、2の方から着手しているケースも多いのではないでしょうか。
例えば、経費削減しよう!と考えながら、実際にやっているのは、パっと思いついたような「コピーの裏紙を使おう!」だったり、「無駄な電気を消そう!」だったりと、先ほどの話でいう、1とか2の効果しかないものをやって、なんとなく、やった気になってる。
こう言うことが、意外にも多いのではないでしょうか。
上記の例は、第三者視点で見れば一目瞭然のトンチンカンな施策です。
ですが、それと同じレベルの事を、営業力を強化するための施策として、行なっているという事は無いでしょうか?
冷静になって、考えてみる必要があります。
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