本記事の構成(=もくじ)
「コスト0円で効果大」シリーズ
業績向上させるため、
集客を増やす、
販売力を上げる、
商品力、
組織力を高め・・・
やるべきことは複雑多岐に渡り、ビジネスとは、なかなか頭をひねらせてくれるゲームです。
もちろん、そういうものも必要ですが、もっと違ったやり方、まったく発想を変えて業績を向上させる方法はないものか?
もっと、違ったやり方でパッと変わるような・・・。そう考え、実績してきた方法をご紹介したいと思います。
思い切って決算月を変更する
御社の決算月は何月でしょうか?
日本で一番多い決算月は3月のようですが、そもそもなぜ3月なのでしょう。
実は以前経営していた私の会社も3月決算だったのですが、理由は・・・、設立時になんとなく3月が一般的な気がしたから。
比較的、そういう理由で3月決算になったというケースも多い気がしますが、もう一つは、期末で3月は一番売上が上がる月だからというものがあります。
いずれにしても、設立当初に決めた決算月のままというのが圧倒的多数だと思います。
そこで、一度、決算月について再検討してみることを是非お勧めしたいと思います。
メリット1 ピークスタート
2月決算に変更した場合、通常は3月が最高益になります。
どちらも各月の利益は同じで最終利益も同じですが、単純に1ヵ月ずらしただけで、年間通しての手持ち利益はまったく違ったものになります。
このメリットは言うまでもありませんが、いくつかあげますと・・・
年間の利益予測、税金計画がやりにくい→やりやすくなる。
最終月にならないと見えない→前半で改善対策できる
そう思い通りにいくだろうか?
数字のマジックじゃなかろうか・・・。
理論上はそうなるけど、実際に決算月を変えるとどうかなぁ、社内の意識も変わるし・・・、と思われるかもしれません。
ですが、もし決算月が変わってもそれを知っているのは社長ただ一人、であればどうでしょう。
この通りに行かない理由はまったくありません。
ですが、もちろん秘密にする必要はありません。むしろ、大々的にやりましょう。さらにもう一つの大きなメリットがあります。
メリット2 ツインピークス
どちらかと言えば、こちらのメリットの方が大きいと言えます。
本当は3月末の特需が大きいというより、決算ムードがピークになるという方が実際、影響が大きいのではないでしょうか。
簡単に言うと、特需要因でなく意識の差。
では、従来、3月決算(何月でもいいのですが)で売上・利益がピークになっていたものをひと月前倒しし、2月決算に変えるとどうなるでしょう。
まず、2月が決算ムードになり、確実に過去の2月より明らかに数字があがります。
そして3月ですが、これも慣性の法則でそう急には変わらないんですね。
やっぱり決算ムードが持続し、ほぼ数字が下がることもありません。
社員を錯覚させてフタ山創る
社員を錯覚させてフタ山創る「ツインピークス戦略」
我ながら良いネーミングです。(笑)
結局、電話1本で業績向上
決算期を変えるとなると、結構、たいそうな感じがしますが、決算期の変更は、拍子抜けするほど簡単です。
所管税務署、県と市に届け出を出す。
あと株主総会の議事録でしょうか。
費用はかかりません。
実際には税理士さんに電話一本で変えることができます。
ちなみに決算期の変更は、決算月を過ぎてからでも2カ月以内なら変更可能。
実際は書類のやり取りでもう少し短いかもしれません。
詳しくは税理士さんにお尋ねください。
「先月の決算で利益が出過ぎた」とニヤけながら困っている方は、合法的に利益の繰越しをして好スタートを迎えることもできます。
実際、私の会社が決算期を変更したのも、決算月を過ぎてからでしたが、理屈以上にそこから業績が一段上がったので、声を大にしてお伝えしている次第です。
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