Aさんが1件の受注を取った。
Aさんは喜んだ・・・。
もし、そこで止めてしまっているのなら、非常にモッタイナイ事をしています。
「Aさんは喜んだ・・・」に続くストーリーを作っていきます。
本記事の構成(=もくじ)
一つの受注、一つのアポを何倍にも増殖させる「火種連鎖」思考
Aさんが1件の受注を取った
↓
【Aさんは喜んだ】
↓
BさんとCさんはそれを知って悔しがり、すぐに動き出した
↓
【やる気に燃えるBさんが受注した】
↓
それを知って、AさんとCさんは悔しくてさらに行動した
要は、Aさんの1受注、1アポを、そこで終わらせるのでなく、“他の人の心に火をつけるために再利用する” という考え方です。
あたかも、やる気の火種が連鎖して、勝手に燃え広がっていくようなイメージで。
自動的に火種が連鎖する、その仕組みをつくる
Aさんが受注したアポを取ったという「火種」を、どうすれば、BさんCさんに連鎖させることができるのか?
これは非常に簡単です。
Aさんの受注をBさんCさんに知らせる。
当たり前、と言えば、当たり前のことです。
火種連鎖の仕組みをつくる上で、絶対に外せない2つの仕掛け
火種を連鎖させるために、重要なことが2つあります。
・今起こった事として「リアルタイムに伝える」
・他の人が悔しがるように「演出して伝える」
この2つがなければ、火種は連鎖しません。具体的には下記のようなことです。
今起こった事として「リアルタイムに伝える」
「昨年受注した、先月受注した」という、他人の過去の実績を聞いて、「今すぐ行動しなければ!」と考える人はいません。
前日の話でも遅すぎる。
たった今!の出来事。それを伝えることが最も重要です。
たった今。Aさんが受注した、アポを取った、という、「今」の出来事に、人は異様に反応します。
「今」の出来事としてリアルタイムに伝えるからこそ、その直後に、巻き返しを図るための動きを「今」始めるのです。
他の人が悔しがるように「演出して伝える」
同じ伝えるにしても、営業管理表の受注欄に1と記入するだけでは、悔しさも穏やかなものです。
一番効果的なのは、本人がコメント付きで伝えること。
「見込み度は低かったけど、現場で上手く切り返せて、逆転受注を取ったぞ!」などとコメントつけて伝えられたら、言葉や態度に出すかどうかは別として、誰でも、内心、火が付くのは容易に想像していただけると思います。
「何を伝えるか」より「どう伝えるか」です。
「リアルタイムに伝える」と「演出して伝える」を自動化する
少し、いや、ずいぶんとCMっぽくなりますが・・・
弊社が開発する、営業実績グラフシステム「セールスパフォーマー」は、この発想に基づき、あらゆる仕掛けが施されています。
顔写真付きの速報メール
リアルタイムランキング
社内ディスプレイモード
SNS連携
・・・等々。
機能の詳細については、製品・サービスをご覧いただけたらと思いますが、「営業ポテンシャルを引き出す」というのは、”素晴らしい営業マネージャーによって” と言うような属人的なものではなく、会社として仕組み化できるものです。
レバレッジ思考で、一つの受注やアポを何倍にも増殖させる。
そのシンプルでパワフルな仕組み創りに、ぜひ取り組んでいただけたらと思います。