本記事の構成(=もくじ)
今回は八王子にある不動産賃貸トップ営業マンに営業のコツを聞きました。
・1件の成約平均単価8万円
・入社3年生で半期30件
・入社5年生で半期60件
・入社10年以上で半期90件
不動産賃貸業の営業マン最低ラインはこの数字です。
会社に価値を提供出来る人は月に15件、2日に1件ペースが必要と言われています。
特に、不動産賃貸業の営業マンは繁忙期、閑散期の「時期」、集客、物件の「立地」に営業成績が影響されます。
その中でも、常に平均の2倍~3倍の成績を出してきたトップ営業マンの人にインタビューし、入社時からの習慣と思考を教えてもらいました。
「朝来た瞬間から、昨日決めた事をスピードもってやる」
ーなぜこれが習慣になったんでしょうか?
不動産の営業マンは時間管理を徹底していても、イレギュラーが起こりやすいんです。
ですので、イレギュラーが起こる事を想定して時間管理に入れます。
多くの営業マンは、その日暮らしで色々考えイレギュラー対応ばかりして、集中して成果を出すための時間を作れないんです。その時間の捻出に言い訳ばかりしています。
ーどれくらい期間の時間管理をされているのでしょうか?
私だって、1週間分は分かりません。
ですので、前日に翌日分の行動予定だけは想定しておいてそれをやりきるだけなんです。
時間内に終わらなければしょうがない。
ではなく、タイムカードを切り、その後にやり切って帰るだけです。
その習慣がつけば、集中力と実行力がついてきます
こうやって仕事に流されるのではなく、自分で流れを作り、自分に自信をつけていくんですよ。
「やる仕事の書類をクリアファイルに入れ、日にち順に入れる。
出社したら何も考えずラックに並んである順番にやっていく」
-具体的にはどんなラックを使用されているのでしょうか?
こんな感じです。
業務がある程度見える化できるので、これくらいやればいいという目安が見え余裕が生まれます。
クリアファイルを入れる順番は考えますが、それ以降は上にあるものからやればいいだけなので、全く考えないから無駄な時間が無く、全力でやれることじゃないですかね。無駄な時間がないので、結果的にスピードがあがるんです。
「人間は不安は無くせない。」
-なぜこの考え方がベースになったんでしょうか?
若いころは色々悩んで考えていましたよ。
でも、色々経験していく中で、人間の本質が理解できたんです。
人間は不安を無くせない生き物である、という事実です。どんなに考え方や心を確立したとしても、ほんと些細なことで考えがぐらついちゃうんですよ。人間って。
不安や不信など、無くせないものを無そうとするからシンドイんです
元々、私は要領よく効率的に仕事をするタイプの人間なので、こんな事を考えてることが効率的じゃないなと気づきました。
人の心はころころ変わる事を知って、それを受け入れてから変わりましたね。
「将来なんて1週間先すら何があるか分からない。
将来を考えず、今、今日を全力でやれば明日は大丈夫。
目の前の事を一生懸命にやり明日を信じる。
すると必然的に未来はついてくる」
-なぜこの考え方がベースになったんでしょうか?
実は保育園の時、好きな女の子と1週間先にデートの約束をしたんです。
でも、デートの前日に事故で亡くなってしまって・・・。
幼かったですけど、その時に将来は何が起こるか分からない。と悟ったんです。
ですので、今、今日を悔いなく全力で生きるしかないなと。
冷静に考えれば分かりますが、何が起こるか分からない未来を考えていても意味が無いじゃないですか。
特にダメな営業は自分で勝手な未来を想像し、お客様に断られることを想像し、今、今日の行動を制限している。そんな時間があったら、色々考えず、今、目の前の営業に集中することですよ。
1週間先、いや、1分先の結果ですら誰も分からないじゃないですか。
無駄な事を考えている暇があれば、目の前のお客様に全力で営業し、行動することです。
そうすれば、必然的に結果がついてきますし仕事の内容も変わっていきます。
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