営業マンの業績は、「やり方」×「やる気」の掛け算となります。
この記事では「やり方」を良くするコツについてお伝えしたいと思います。
営業の「やり方」を良くするコツは、公式にあてはめること
ただ、営業の「やり方」と言っても、数えきれないほどのテーマがあります。
- 営業トークをブラッシュアップする
- アプローチブックを改善する
- 外部の営業研修に参加する
- 上司とロールプレイする
などです。
営業マンなら知っておきたい「商売の公式」
売上 = 客数 × 単価 × 購入頻度
この公式当てはめて、
- 客数を上げるやり方は?
- 単価を上げるやり方は?
- 購入頻度を増やすやり方は?
のテーマ毎に書き出してみましょう。
「客数を増やす」というテーマであればどうでしょうか?
- マーケティング手法を見直す
- 必ず訪問営業をしていたのであれば、ITツールを使って未訪問でWeb営業する
- DMを作成する
などかもしれません。
「単価を上げるやり方」とは何でしょうか?
- 年間まとめ払いなどの支払い方法を作る
- 顧客対象のゾーンを変更する
- セット販売商品を作る
などかもしれません。
同じ売上を上げるのでも、単価が2倍のお客さんにアプローチできれば、客数は半分でよいです。
最後に「回数を増やすやり方」であればどうでしょうか?
継続して利用してもらう為の施策です。
- 年間のロイヤルユーザーにお中元お歳暮を贈る
- 社長が直接訪問してトップ営業をする
- 前倒しで来店予約をとる
などかもしれません。
これれが組み合わさって、結果的に売上に繋がっています。
とにかく、商売原則に戻って、「客数」×「単価」×「購入頻度回数」
それぞれのカテゴリーごとに施策を考え、行動していくことが大切です。
漠然と「売上がもっと上がる方法はないだろうか?」と考えていても、漠然とした答えしか思いつきません。
施策は思いついた順ではなく効果の高い順に取り組む
いったい自分は何をやろうとしているのか?
を理解しながらやる、これが大事です。
ほとんどの場合、その時に思いついた事をやってしまっていいます。
自分がどの部分の強化をしようとしているのか?
を理解し集中させないと、力が分散して非効率的です。
当たり前の話ですが、10の効果が期待できる施策と、2の効果しか期待できない施策があったとしたら、もちろん10から優先的にやるべきです。
営業のやり方を強化するための施策として、漠然と「売上がもっと上がる方法はないだろうか?」と考えるのではなく、
- 客数を上げるやり方は?
- 単価を上げるやり方は?
- 購入頻度を増やすやり方は?
と、カテゴリーごとに考える事が大切です。