『人蕩(ひとたらし)術 無能 唱元 (著)が良かった。
思いのままに人を虜にする方法!
それが本書のテーマになっています。
「人に好かれる人、好かれない人」
営業マンとしては先ずお客さんに好かれないといけません。
そして、社内の人にも好かれた方がいいです。
好かれる人ってどんな人かな?と考えた時、要は人の気持ちが分かる人だなと思います。人の気持ちが分からない人は、どれだけ勉強して素晴らしいノウハウを得ても無駄に終わります。
トップ営業マンに多い現象ですが、お客さんには好かれていても社内の人から嫌われていることが多いです。
名プレイヤーに名監督なし!ではありませんが、マネジメント側に立った瞬間に部下の気持ちが分からなくなります。
この本は人の気持ちを理解し、人を思いのままに虜にする方法が語られています。もし、あなたが周りの人に好かれている自信がない場合は一読をお勧めします。
本文から気づきの1文を記載。
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- 豊臣秀吉は恩賞はできるだけ戦が終わったその場でおこなうようにした
- 豊臣秀吉はとくにめざましい戦功に対しては合戦の最中でさえ、その場で行賞した
- 恩賞に不公平があれば、不平不満で士気がゆるみ組織が乱れます
- その人の悩みの量は、その人の魅力の量に逆比例する
- 問題とは外部にあり、悩みとは内部にある
- 問題の量と悩みの量は必ずしも正比例するものではない
- 求めれば、すなわち、魅力は失われる
- お世辞が上手に言えるようになるまでは決して結婚してはならない、結婚すると相手を褒めることが必須条件になる
- 他人に情報を与えるには、その人がそれを欲している状態に応じて与える配慮が必要
- 秘密のある人には、魅力があります
- 多くの人は得を求め、損を少なくすることが自分の行うべき生活行為だと錯覚している
- 人は何かを与えないと得ることはできません
- 自分を愛し、他人を愛する
- 自分と他人を分別比較する二元対立の思考は空じられる
- 人間は常に無意識に暗く悲観的になるものです
- 人生の成功不成功の原因は才能とか努力の多寡ではなく、気分のあり方にあるようです
- 楽は苦の種、苦は楽の種ではなく、楽は楽の種、苦は苦の種
- ハッピータイムに感謝してこそ、ハッピーライフが生まれる
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本の金額は高いですが、それ以上の価値あり。
一読をお勧めします。
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人蕩し術・無能 唱元 ・著
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★ 目次 ★
第1章 真の魅力とは何か
第2章 魅力の正体とその秘密
第3章 飢えへの恐怖(生存本能)
第4章 人々は自己重要感に飢えている(群居衝動と自己重要感その一)
第5章 自己重要感の高め方(群居衝動と自己重要感その二)
第6章 恐るべきアラヤ識の力(群居衝動と自己重要感その三)
第7章 性的魅力の根源(性欲衝動について その一)
第8章 陽気さこそ成功の源泉(性欲衝動について その二)
第9章 遊戯三昧の心境(好奇心)
第10章 人蕩し術奥儀